朝6時過ぎのアラームで起きるが、いかんせん身体がバキバキで動けない。前日1日振り倒したせいか身体が筋肉痛?どころではないような..6:30過ぎまでモゾモゾしているうちに、周りの先輩方がいない...
なんとか起きてレスト前に向かう。
すでに先に来ていた方はすでに2本釣っていて魚っ気はムンムン、海の色も釣れる色だ。
前日からの天気予報どおり、風は強く波も高い。それを見越したライン選択もよかったのだと思う。
潮を噛む感覚は時間と共に強くなり、朝イチから3...4..本と追加。
6本目は54cmでサイズが上向いてきた。
フライ交換をしている間に、少し目の前の海を休める。
そして....1投目....着水....中間くらいまでリトリーブをしてきたとき、7本目が“ドスン”ときた..のだが、まさか今回の登録魚のような重さまであるとは思いもせず...
おそらく、それまで釣れていた海アメもよい引きをしていたのだからだと思う。
手前まで寄せるごとにTCRもバットから絞り込まれていく。
最後の波に乗せて引き上げようとしたのだが、ここで初めてこの海アメの重さを実感した。“なんか重い”。
サーフに打ち上げられた海アメを見て、一瞬で隣にいたお知り合いの方に「登録します!」と報告。測ってもらうと60代後半ではないか。思った以上にデカイ魚だったんだ。
今シーズン初の登録の準備は、心躍る。ラインバスケットの横にしまってある漬け物袋を取り出し、入れようと思ったが、フライを丸呑みしていて外すのに時間がかかってしまった(こういう場合の鱒の取り扱いはあとで先輩方に教えてもらった)。
サンタクロースのようにかついで登録所に向かう背中は登録者ならではのきついけど嬉しい作業。
何よりも嬉しかったのは昨年までの2回の登録は道の駅だったのだが、今シーズンやっと初の“かりんぱ”で登録できたこと。
前日の夕食でお世話になったマスターさんに、このサイズを釣るのは初めてなので、みなさんがやっているような上手な持ち方を教えてほしいことを依頼するととても快く承諾してくれた。
長さは現地でだいたい測っていたので察しはついていたが、何よりも驚いたのが重量!
測りを見て...3...3...?? 3kg超えだ~~~~。
空を仰いで思わずガッツポーズ。
昨年は2700g止まりだったけど、ついに3000gを超えたのだ。
江ノ島に戻って、リリースするときに隣で振っていた方の「努力すれば報われるんだね~」「神様はきちんと見ているんだね~」の言葉が何気なく忘れられない。
他のみなさんにも祝福してもらってリリースへ。
現地の皆さま、本当にありがとうございました。
Come true if not give up a dream ー夢はあきらめなければ叶うー